気にくわん。

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・ミニマル編集部です。

本日は、田里さんのお宅に伺って、素敵なライフスタイルについて、お話しを伺いたいと思います。

 

はい。わたしの普段の暮らしぶりについてご紹介します。

 

ここが玄関です。

この靴べら革作家にオーダーメイドして3日前に届いたばかりのものです。

 

中へどうぞ。部屋は2Kで築浅です。

 

部屋については自分で言うのもなんですが、かなりすっきりしていて、

今の自分のライフスタイルは結構気に入っています。

真っ白い壁で、持ち物は服装も含め、ほとんど黒で統一されています。

ガチャガチャしているのが本当に嫌いです。

 

かばんの中もミニマルに整えていて、

できるだけコンパクトになるようにアイテムも厳選しています。

お金は前よりは使わなくなりましたけど、

新しくておもしろい物見つけたら、意外と気楽に購入しますよ。

この生活になってからお金に余裕が出てきたので、好きなものに使えるお金は増えたんじゃないかな。

気になるならバッグの中身ご覧になりますか?

財布は持ってません。これにお札折って一応いれてある位で、携帯あれば基本大丈夫なんで財布やめたんです。

 

家事、特に料理はシンプルです。

冷蔵庫はこんな感じで、ほとんど何も入ってません。

飲物冷やしたいので使ってますけど、最近無くても困らないんじゃないか?って考えているので、いつかなくなるかもしれませんね。

 

キッチンも料理にはほとんど使いません。コンビニを上手く使ってほぼ毎日同じものを食べています。

ちゃんとバランスも取れているし、どこでも同じものが食べられて便利です。

洗濯や掃除はもちろんしますが、余分なものがないので、すぐ終わります。

 

ここまで納得できる感じでミニマルに暮らせているので、

最近この部屋が広すぎるように感じてしまってるんです。

 

朝ウォーキング用にさらに5分駅から離れてもいいかな〜って思ってて、

ほらだってわざわざジムにお金だして通うのとか馬鹿らしいじゃないですか。

それで、一回り小さい部屋に引越しして、家賃1万円安くできたらお得ですよね。

 

・部屋のこと何も考えないで、なんでも好きな物買っていいってなったら、何か欲しい物ありますか?

 

部屋のこと何も考えなくていいんですか?

 

いや〜もう物増やしたくないんで、ないですかね。

 

そうですね。。。あえて言うなら、実はゲド戦記のファンで、全部今漫画関係も処分しちゃったんですけど、タブレッドには入れてあるんですけど、漫画本買っちゃうかもな〜。

でも、部屋に色が入ってきちゃうから、かっこわるいですよね〜。

 

他にですか?

 

実は、お恥ずかしいんですけども、一人暮らしするまでスカジャンが大好きだった・・っていうか、今も実はかなり好きで、昔はかなり高額で刺繍の凝ったのも何枚も持ってたんですよ。実は、作家物のやつとか、どうしてもっていうのは、実はまだ実家においてあって。

 

あ、記事的に微妙になると思うんで、ここは使わないでくださいね。結局凝り性なんですよね。

 

・実は、私も学生の頃好きで着ていましたよ。

 

さっきから、その腰のチェーン格好いいな〜って思ってたんですよ。そうですか、どんなスカジャンだったんですか?あ!そういえば、この間すんごいの見つけたんですよ。

 

実は昔は古着屋にしょっちゅう通ってたんで、なんかこの間スカジャン置いてある店の前通って、なんとなく入ったら、超やばいのがあってお店の人にきいたら、非売品だったんですよ〜!!!そこのオーナーの私物らしくて。もう生では初めてみる憧れだった超ど派手の刺繍ギラギラのやつで、それ、オレが最初に3万くらいだして買ったスカジャンと同じブランドで、いや、もう、全然自分のとはレベルが違うんですけど、超格好良くて興奮しちゃったんですよ。

 

・それはいい物見ましたね。

 

やばいと言えば、TKG用の、あ、卵かけご飯用の醤油がすごい種類出てるの知ってますか?あと、卵もすごい色々種類とかあって、鶏の飼い方とか、エサとか、年齢とか、季節とかで卵の出来もすごく変わるんですよ。

この間友だちと行った定食屋でメニューにTKGがあって食べたら、マジやばいんですよ。前は、卵とか醤油とか通販で取り寄せて、TKGブログやってたことあったくらい好きなんですけど、マジあの店の卵やばくて、卵の説明写メっておいたんですけど、あの卵をばあちゃん家の米焚いて食いて〜な〜。

 

あ、炊飯器捨てたんだった。

 

===

 

佐野洋子さんの本「ヨーコさんの“言葉”」を久しぶりにパラパラ見て、上のミニマリスト系男子のお話を書きました。

この本、ある時母が宅急便の荷物の中にいれて送ってきたんです。

 

www.youtube.com

 

これは、下のNHKの番組を書籍化した本です。

この朗読を担当している声優さんが、またとても素敵なのです。お会いしたことのないヨーコさんそのものを感じさせる声で、聞いているととても落ち着きます。調べてみたら、上村典子さんという声優さんでした。

さっき、上の書籍の説明の動画を観ていたら、youtubeで勝手に続きで当時の番組動画が流れてきましたよ。

www4.nhk.or.jp

 

佐野洋子(ヨーコ)さんは、谷川俊太郎さんと結婚していたので私は知っていました。

この有名な絵本の作家さんです。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

  • 作者:佐野 洋子
  • 発売日: 1977/10/19
  • メディア: 単行本
 

 

谷川さんの詩も雰囲気もいつも素敵ですが、ヨーコさんが描く物語りに出てくる人を見る度に、きっと本当は人間らしい、ごちゃごちゃマーブルな男性なんだろうなと思います。

 

「ヨーコさんの“言葉”」は、人の矛盾が天こ盛りのお話しです。

いくつかご紹介します。

 

・整形のテレビ番組をみていたヨーコさんが言います。

 

手術後は皆あいまいな

同じような顔になる。

ああ、世界は平らになる。

デコボコがあってこそ

この世と思うのである。

気に食わん。

 

 

 

 

・ベルリンで一人暮らしをしているヨーコさんが、公園のベンチで座っている老人たちを思い出しながら、海を見つめていいます。

 

 

今、

急激に日本人は変化しつつある。

縦につながって来た血縁を

私たちは個の確率のために

切ろうとしている。

 

そして個になっても

人間は個だけでは

生きていられないことを知り、

孤独に追い込まれてゆく。

 

「人に迷惑をかけない、

かけられない」という

戦後の日本のモラルを

再検討すべきではないか。

 

泣き泣き人の迷惑をひきうけ、

泣き泣き人に迷惑をかける、

これは大変なことであり、

精神力と体力と

経済力のかぎりを要求されるが、

 

憎むべき相手も持たない

ベルリンの老婆たちの

孤独を思う時、

 

やぶれかぶれに、人間関係複雑で、

糸目がどこにあるやらわからず、

こんぐらがったまんま

墓の中までももつれ込みたい

と思うのである。

 

 

 

 

こんなヨーコさんは、私が知ったときにはもう亡くなってらっしゃいました。

2010年に乳がんで亡くなられたのですが、最後の本のエッセイ集のタイトルは『死ぬ気まんまん』だそうです。そのうち読んでみたいと思います。

 

願わくば、1度生前にお話ししてみたかったです。

きっと、気があったんじゃないかしら、そう思うのです。

 

死ぬ気まんまん (光文社文庫)

死ぬ気まんまん (光文社文庫)

  • 作者:佐野 洋子
  • 発売日: 2013/10/08
  • メディア: 文庫
 

 

気にくわん。

 

好きに生きろや。

矛盾こそ人生の醍醐味ですよね、ヨーコさん。

 

ヨーコさんの“言葉”

ヨーコさんの“言葉”

 

 

佐野洋子 

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